Delta Commit で考えたこと。スパイス屋だからこそできることって何やろ?

2017.04.20
その他

長らく更新をサボっていましたが、久しぶりの投稿です。

 

Delta Commitは気付きの機会

4/15(土)~16(日)に静岡の山奥で開催されたDelta Commitに参戦してきました。このパーティーには、2016年にあかつ亭と一緒に “あかつのガネーシャ” として初出店しましたが、会場の雰囲気、オーガナイザー達の強い気持ち、そしてトラウマレベルの暴風雨の中やりきった達成感などなど、とにかく全てが最高のパーティーでした。同時に様々な課題にも気付くことができ、それらを改善して次のステージに進むために、この1年間準備をしてきました。

そして迎えた2017年。雲ひとつない抜けるような青空に加え、夜は夜で満天の星空と月光に照らされる幻想的な環境の中、音と人と会場の一体感をしっかり楽しませていただきました。あれから数日経った今振り返ってみると・・・前回から改善できたという実感はあるものの、更なる課題の気づきと自分の立ち位置、器のサイズを確認することができました。

そして、スパイス屋さんだからこそできることって何やろ?って考えてみたので、少し整理したいと思います。

 

スパイスの魅力を最大限活かしたカレーの提供

“あかつのガネーシャ” という看板であかつ亭と一緒に出店する際には、メインとなるカレー、アチャールやサブジなどの付け合せをお互い作りあって、それらを一緒に盛り付けて提供します。ここで重要になってくるのは、バランスです。最終的に混ぜて食べるので、融合したときに美味しくなるよう計算しながら作る必要がありますが、今回は前回よりも満足できる仕上がりになったと思います。

しかし、僕が担当したチキンカレー菜花とナッツのサブジは、どちらもスパイスと塩加減のバランスが不完全でした。冷蔵庫などの保冷設備がない環境なので刻一刻と味が変わりますが、仕込み段階におけるスパイスの量と火の通し具合を調整すれば、もっと美味しくなるはずです。

少し手間はかかりますが、提供する直前にガネーシャ特製ガラムマサラカイエンペッパーなどのスパイスを加えた方が、スパイスが香るスパイス屋らしいカレーになると感じました。

また、気温が高くなるとカレーが傷む可能性もあるので、クローブシナモンなど防腐作用の高いスパイスを多めに使ったカレーの提供もスパイス屋ならではと思いました。

 

スパイスの魅力を発信

“あかつのガネーシャ” で出店するときは、カレーだけじゃなくスパイスの販売もやっていますが、パーティー中はカレーの提供に精一杯でスパイスの販売まで意識が周りませんでした。これが一番の課題です。僕らのカレーを食べてくれた方にスパイスの魅力を伝える絶好の機会なのに・・・。

この課題を克服するために必要なのは、健全な心と体です。これがあれば、できることの幅が大きく拡がります。しかし、短期間で身に付けられるものではないので、少しずつ着実に自分改革に取り組んでいきます。

 

最後に

僕らのカレーを食べてくれた皆さん、オーガナイザーの皆さん、そしてあの場で同じ感覚を共有した全ての皆さんに心から感謝したいと思います。このパーティー参加できて大変嬉しく思います!次回、また一緒に遊びましょう。

 

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ॐ あかつ亭

 

 

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代表の大竹 慧(おおたけ さとる)です。スパイスをもっと身近に感じていただくために、家族、仲間達と一緒にオリジナル商品を開発しています。
スパイスのガネーシャについて